にじジャーニー、インペインティング機能Vary(Region)の使い方

にじジャーニー
顔変更

niji.journeyにインペインティング機能が使いされましたので使い方を解説していきたいと思います。
にじジャーニーではVary(Region)という名前になっています。

みなさん、イラストを生成して一部気に入らないなんてこと、ありますよね。
例えば顔がちょっと気に入らない、表情が微妙であったり、服装を変えたかったり。
そういう時にかなり使える機能なんです。

インペインティング機能とは

インペインティング機能は生成したイラストの一部を描きかえることができる機能です。
一部分なので全てを描き変える必要がないのがポイントなんですね。

例えばこんな感じで顔だけを描き変えるなんてことが出来ます。

元画像
顔変更

それでは、実際にやってみましょう。

使い方

画像を生成してアップスケールするとこんな感じにVary(Region)というボタンが下の方に表示されます。


Vary(Region)を押すとこのように

Editor画面に移行し左下にある長方形ツールや投げ縄ツールで選択することが可能になります。
左上にあるボタンは一つ前に戻れるアンドゥボタンになっています。

操作はかなりシンプルで、簡単に選択することができます。
選択するとこのように選択された部分が白とグレーの格子状の模様になります。

下のプロンプトも書き換え可能となっており、表情や色などを変更したりできます。
特にプロンプトを書き換えなくても変化はします。

顔を選択して生成してみるとこのように顔が変化しました。

体を選択するとこんな感じに服装が変化しましたね。

それでは、他の活用方法も試してみましょう。

髪型の変更

これは女の子の画像ですが、髪型を変更してみます。


髪型を変更するには髪部分を選択してプロンプトに髪型を書き換えたり、追加します。

するとこのように髪型が変化しました。

ツインテール
ショートカット
ポニーテール

こんな感じに目的の髪型に変化しました。
呪文を書き換えたり、追加するだけなので簡単です。

背景に描き加える

次に背景に書き加えてみましょう。

このような森の背景の真ん中を選択してプロンプトに書き加えたいものを書き込んで生成します。
するとこんな感じに背景に書き込むことができました。

ドラゴン
ゾウ
騎士

背景に追加で書き加えることができるので、何か物足りない時や物語性を追加したい時に使えそうです。

手の修正

次に手の破綻を直してみましょう。
このコーヒーを持っているキャラクターの手とコーヒー部分を選択して生成してみます。

手の部分生成後

すると何回か生成するとこんな感じに直すことができました。
右上のは使えそうな感じですね。ただ、ての場合もともと得意ではないので何回も生成する必要があると思います。

こういう感じに色々と活用方法があると思います。



まとめ

インペインティング機能を使用すれば生成の自由度が広がりより自分の求めるイラストを生成できるようになります。

今までは一部分だけのために全体を描き変える必要がありましたが、その必要もなくなりました。
髪型も服装も、表情も変えたいところだけを変えることができるようになりました。
ただ、やはり手など苦手な部分はそのままなので直ったらラッキー程度に考えておいた方が良さそうです。

かなり使える機能なのどんどん使って試してみてくださいね。

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